BADモード宇多田ヒカルJ-Pop¥2139 世界中の誰もが向き合っている疫病。音楽の世界にも天地がひっくり返るほどの影響があり、現在進行形で進んでいる。 2020年は立ち向かおうとする曲が、2021年は無理をしないことを勧める曲がよく流れていたように思う。 向…
※本エントリはマンドローネ Advent Calendar 2021 - Adventar の13日目の記事です 三段式寝台と申します。ハンドルネームの通り、普段は撮り鉄をしたり鉄道ニューズを見ては騒ぐのTwitterアカウントですが、実はマンドリンオーケストラでベースを弾いており…
Turn On The Lightsジェイミー・カラムポップ¥255provided courtesy of iTunes Jamie Cullum - Turn On The Lights - YouTube小さな頃、クリスマスが大好きだった。プレゼントが貰えることの嬉しさはもちろんだが、街が光り輝き、鈴の音色が華やかな歌が流れ…
Aurora Arc BUMP OF CHICKEN J-Pop ¥2000 どういうわけか、アルバムが出ると聞いても受け取り方が分からなかった。 バンプは、あまりにも大きくなりずっと戸惑っていた。初期〜中期のバンプと違うから聴かないとかそんな野暮な話ではなく、むしろ新曲は着実…
ストーリーの時代の申し子になってしまった 2013年ごろに使われていた(ような)「付加価値」という概念は、今ではそれ自体に付加価値を加えて「ストーリー」という概念で消費をされるようになった。 札幌と東京、直線距離で800km以上ある二つの大都市で感じた…
イデアの水槽 GRAPEVINE ロック ¥2400 邦楽オルタナティブロックにおけるマイルストーンと勝手に位置付けている。 鬱々とした感情、垣間見える生活、飢え、些細なものへの苛立ち。 アルバムを通して聴いたあとに浮かんだイメージ達だ。日常のフラストレーシ…
songline くるり オルタナティブ ¥2200 この作品は、万人ウケするようなイカした作品ではないと思っている。キラーチューンがあるわけでもなく、大きなタイアップもない。ミュージシャンとのコラボもないし、インパクトは薄い作品だ。 では駄作かと言えば、…
ナンバーガールの「SAPPUKEI 15th Anniversary Edition」をApple Musicで 今年のR.S.Rのポスター、 【第1弾アーティスト発表!!】 今年で21回目のRSR!第1弾は8組のアーティストを発表!!https://t.co/XOpmoKlnVP#RSR19 pic.twitter.com/ByM3kc8Cth— RISI…
あけましておめでとうございます。今年こそきちんと更新するぞ。 ツイッターでざっくりまとめた総まとめを転記。 ceroの新作は今までの実験をまとめた研究発表のよう。シーンでは聴き慣れない要素を受け入れられるか否かの絶妙な匙加減で取り入れたのが好印…
Newspeak - What We Wanted (Official Music Video) - YouTube すごいのが出てきたぞ。 英語詞だが、世界観は日本人のそれであるのが面白い。直喩が中心の、私小説みたいなストーリーは最近の潮流に乗っかっている。サウンド的にも、来歴的にも洋楽っぽさが…
Good Morning SPECIAL OTHERS J-Pop ¥2200 「これをロックンロールに含めてもいいのか?」 初めて聴いたときの感想はそれだった。歌がなく、ド派手な演奏をするわけでもない。ボーカルがいないというだけで大人しく感じられた。 2回目に聴いた時、その頃には…
GWの真ん中あたりにTwitterでまわってきたハッシュタグ #ふぁぼされたらその分だけ好きな曲を答える をなんとなくやってみた。なにしろびびるぐらい暇だったので…。 法・洋・ジャンル問わず適当にチョイスをしてみたら結構楽しかったので備忘録も兼ねて再掲…
僕らについて - EP メレンゲ ロック ¥1000 www.youtube.com 4年ほど前、カルチャー誌「Swich」を手に取った。特集は卓球マンガ「ピンポン」の特集だった。 特集名は「HEROES ヒーローを待ちながら」。この作品のキーワードを出したコピーにやられてレジへ持…
生命力 チャットモンチー ロック ¥2100 ■ロックンロールだけで駆け上がった ガールズバンド史はよく知らないので、完全にイメージだけで話してしまうが、日本ではどうもアイドル寄りの路線になって、活動を終えると異様に美化されてしまう印象がある。音楽性…
名前だけは知ってたが曲を聴いたのはこのアルバムから。最先端を追いきれない自分によくあるパターンだ…。このアルバムはなかなか好評らしい。 ・冴え渡るサウンド、ファンキーに歌うボーカル 聴いてみた第一印象は、音が非常に良い。グルーヴが絶妙で、どん…
例によって例のごとくラジオを流していると、面白い曲が流れてきた。最近の流行かつ自分自身もハマっているポップなサウンドの上にシンセが乗っかっている。先端の音楽を破綻せずに織り交ぜている。 バンド名は「sui sui duck」。可愛らしくて覚えやすい、い…
シンクロナイズド・ロッカーズ アーティスト: オムニバス,Mr.Children,YUTA.TOSHI.CHIHO and JIRO’S SESSION,ストレイテナー,ELLEGARDEN,The ピーズ with クハラカズユキ,noodles,YO-KING,佐藤竹善,GOING UNDER GROUND,SALON MUSIC 出版社/メーカー: キング…
103系引退スペシャルムービー 「LOOP 大阪環状線」 評論チックな文章が多かったけれど、今回は一人のロック好きとして、一人の鉄道好きとして心を揺さぶられたので書きなぐる。
Awesome City Club BestAwesome City Clubロック¥1900 バンド名は知っていたけど、どこから入ればいいかなーと悩んでいたところにベスト盤がリリースされていた。軽い気持ちで聴いたら見事にハマった。
CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-(期間限定盤)[3CD] アーティスト: スピッツ 出版社/メーカー: Universal Music =music= 発売日: 2017/07/05 メディア: CD この商品を含むブログを見る スピッツが結成30周年で…
14歳の頃から聴いていたイギリスのロックバンドが目の前に居る。極東の小さな島国で観れた。どれだけ幸せなことだろうか。 東京ドームに着くと外国人の姿が多く、成田空港の国際線ターミナルにでも迷いこんだかと思った。ビールとおつまみを買いこんでのんび…
マイルストーンSPECIAL OTHERS & 山田将司 (from THE BACK HORN), 菅原卓郎 (from 9mm Parabellum Bullet)J-Pop¥250provided courtesy of iTunes スペアザとボーカリストとのコラボアルバム「SPECIAL OTHERSⅡ」がリリースされた。優れたメロディに、力のある…
LAY YOUR HANDS ON MEBOOM BOOM SATELLITESロック¥250provided courtesy of iTunes 思っていても、口にしてはいけないことは世の中にありふれている。 一昨年、アリーナ公演が発表された際、その「口にしてはいけないこと」を直感した。考えるよりも先に手が…
シン・ゴジラで書いたらPVが伸びて感動…。ありがとうございます。 さて、「元「京都の大学生」が語る、くるりと京都」というタイトルで下書きをしていた記事がありました。 それをぼちぼち進めようと思ったところで、こんなニュースが飛び込んできました。 …
シン・ゴジラ音楽集 アーティスト: 鷺巣詩郎 出版社/メーカー: キングレコード 発売日: 2016/07/30 メディア: CD この商品を含むブログ (25件) を見る シン・ゴジラ観てきました。最初はそれほど興味がなかったのですが、異常なまでの前評判の良さだったので…
君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命 アーティスト: 銀杏BOYZ,峯田和伸 出版社/メーカー: UK.PROJECT 発売日: 2005/01/15 メディア: CD 購入: 2人 クリック: 98回 この商品を含むブログ (387件) を見る …思い返すだけで前回の記事が破綻してて恥ずかしい。f字…
Sakanactionサカナクションロック¥2200アルバム「sakanaction」は、2013年に発売された、サカナクションの最新アルバムである。これだけ人気がありながら、アルバムが3年以上リリースされていないことに、この記事を書きながら驚いている…。アルバム全体を通…
アジカンの出世作と言える一枚。最も勢いがあったタイミングといい、粗っぽさが減り深みが増した楽曲といい、恵まれた状況下でリリースできたことを感じる。全体像としては、彼ららしいロックンロールをぶれなく提示している。これ以降の作品が(良作ではある…
本来ならばアルバム全体で紹介するべきだが、この二曲があまりにも好きなため、抜粋して紹介させていただく。「Hymn for the weekend」、まずはタイトルが秀逸である。週末が待ち遠しいのは世界共通であることを思わず考えさせられた。音楽としては、テンポ…
中学生の頃にやっていたブログは、記事タイトルを曲名とし(これは今も続いている)、冒頭でその曲のレビューを書いていた。当時の友人たちからは賛否両論あったが、毎日更新していたこと、それだけ音楽を自分なりに解釈していたことは今思えば結構すごいと感…